Aマッソの大坂なおみ選手に対する差別発言が話題になってますよね。
お笑い番組って、親子で見ることが多い我が家では、テレビが子どもへ与える影響をひしひしと感じるんです。
そんなことについてちょっと考えてみました。
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Aマッソの差別発言とは?
Aマッソは、幼馴染の村上愛さんと加納愛子さんによって結成されたお笑いコンビ。
2016年のM-1グランプリではセミファイナルに進出して、霜降り明星などと並び「お笑い第七世代」と呼ばれる若手お笑い芸人の一角として有名になってきたんですよね。
問題となった差別発言があったのは、2019年9月22日に東京・二子玉川で開催された無料イベント「思い出野郎Aチーム presents ウルトラ“フリー”ソウルピクニック」でのことでした。
イベントのお笑いライブで、Aマッソは「質問に対して薬局にあるもので答える」という漫才をやってたんです。
村上さんがお題を出し、加納さんが答えるというスタイル。
問題の発言はこちら。
村上「大坂なおみに必要なものは?」
加納「漂白剤。あの人日焼けしすぎやろ!」
その場にいた人たちも、さすがに「ちょっと露骨すぎるんじゃ・・・」と引いたらしいです。
参加者の感想です。
「ボケが連発されていた流れの中で、最初は笑ってしまったのですが、『あれ?いまおかしいこと言ってない?』という空気が漂いました。元から過激なネタやいわゆる『尖った』ネタをする人だという印象でしたが、ここまで露骨な差別表現するなんて……と驚きました」
そうですよね。
人種差別にかかわる発言だって、子どもでもわかると思います。
「ガッカリはしましたけど、この件で嫌いになるとかはない。どういう意図を持って発言したのか等説明責任はあるとは思うので、その辺しっかりしてほしいなと思いました」
確かに。
ネタを考える時って、あらゆる方向から考慮して考えるはず。
どういう意図でそんな発言をしたのか、二人の口から聞きたいって私も思いました。
その後Aマッソが所属する事務所から謝罪文が発表されましたが、大坂なおみ選手の名前や発言内容については詳しく書かれてはいませんね。
Aマッソの差別発言が子どもへ与える影響は?
テレビが子どもへ与える影響って本当に大きいです。
特にお笑い芸人のネタって、子どもはすぐ真似しますよね!
うちの子どもが通う小学校には外国人の先生もいるし、毎年外国から体験入学をしにくる子どももいます。
国籍も肌の色も使う言語も様々です。
お笑いって人の心を豊かにするし、幸せにする力があると思います。
だからこそ、お笑い芸人の方が選ぶネタには気を遣ってほしい・・・
特に子どもたちは「テレビでも言ってたから、自分も言っていいんじゃないの?」なんて思ってしまうんです。
人種差別に関する発言には、本当に気を付けてほしいなって思いました。
まとめ
ネットでAマッソの話題を目にしてから、小学生の子どもを持つ40代の親としていろいろと考えさせられました。
発言そのものはもちろん大問題ですが、子どもたちへ与える影響もとても大きいと思います。
テレビで発言される方々は、お笑い芸人だけに限らず、言葉の選び方には十分気を遣ってほしいです。
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