やかんを空焚きして真っ黒こげにしてしまった、ということありませんか?
私もつい先日ステンレス製のやかんを空焚きしてしまって、やかんが変色してしまいました。
まだ十分使えるやかんだったのに・・・変色したら害があるのかな?こんなときの対処法ってどうしたらいいんだろう?
というわけで
- 空焚きしたやかんはまだ使えるのかどうか
- 焦げたり変色したやかんの対処法
- やかんの空焚きを防ぐための方法やグッズ
について徹底調査してみました!
やかんの空焚きには火災にもつながるので注意しないといけませんよね(>_<)
最後まで読んでぜひ参考にしてくださいね。
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ステンレス製のやかんを空焚きするとどうなる?
ステンレス製のやかんを空焚きすると
- 内側が茶色くなる
- 外側が青くなる
- 内側と外側が黄色っぽくなる
- 外側に白いブツブツができる
というふうに、変色といっても様々な程度があります。
こんな変色があった場合、やかんはまだ使えるんでしょうか?
実は、どんなに変色してもステンレス製やかんの場合は、健康上問題はないのでまだ使うことはできます。
ただ、外側に白いブツブツができた場合は、塩分やミネラルが固まってくっついている状態です。
こうなると腐食が進んでいくので、きれいに落とすようにした方がいいですよ。
アルミ製のやかんを空焚きするとどうなる?

アルミ製のやかんを空焚きすると、外側に白いブツブツができやすいです。
ただ、この白いブツブツは先ほどのとはちょっと違って、水酸化アルミニウムといいます。
これも健康上、体に害はないのでそのまま使い続けても大丈夫なんですが、そのままにしておくと腐食が進んでしまうので、早めに取り除くようにした方がいいです。
ホーロー製のやかんを空焚きするとどうなる?

そこから錆びやすくなりますが、それでも体に害はほとんどありません。
ただ、水が黒くなったり、見た目が良くありませんよね^^;
コーティングがはがれたホーロー製やかんは、修理に出すしか元に戻す方法はありません。
もしホーロー製のやかんを空焚きしてしまったときは、急激に冷やさないのがポイントです!
いきなり水をかけたりすると破損することがあるので、自然に冷ますようにしてくださいね。
やかんを空焚きしてしまったときの焦げ落とし対処法4つ!
ここでは、ステンレス製やかんを空焚きして焦がしてしまった時の対処法をご紹介しますね。
研磨剤入りのスポンジでこする
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研磨剤入りのスポンジがいろいろありますが、おすすめはスチールウールの『ボンスター』です!
天然ヤシを原料とした無リン石けんがついているので、手にも環境にも優しく、焦げ付きはもちろん油汚れも良く落とせるので、大きな鍋なんかはこれでゴシゴシこすってます。
クレンザーで磨く
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どこの家庭にもたいてい置いてあるのではないでしょうか?
まずは普通のスポンジにクレンザーを付けて磨いてみます。
かなり頑固で手ごわい焦げの場合、金たわしを使います。
少々傷がつくことは覚悟のうえで・・・^^;
重曹を使う
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やかんに水を入れ、重曹を入れます。※水1リットルに対して、重曹大さじ1の割合
やかんに火をかけて、沸騰したらコトコトと約10分間待ちます。
その後、完全に冷めてからこすり洗いをすればOK!
重曹は沸騰したお湯に入れるのではなく、水の状態から入れるということを注意してくださいね(^_-)-☆
お酢・クエン酸を使う
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やかんに水を入れてお酢と塩をいれます。
割合は、水1リットルに対して、お酢大さじ2、塩小さじ1です。
または水2リットルに対して、クエン酸を大さじ1でもOK!
これを煮立たせて、冷めてからスポンジなどでこすり落とします。
最後に、もう一度水を沸騰させれば大丈夫です。
やかんを空焚きして焦げた!場所別の落とす方法
やかんの内側の焦げを落とす方法
やかんの内側の焦げを落とすには
- 重曹を使う
- お酢・クエン酸を使う
方法がおすすめです。
どれも口に入れて安全なものなので、安心ですよね。
ちなみに、重曹はニオイを落とす効果も期待できますよ~(^_-)-☆
やかんの外側の焦げを落とす方法
やかんの外側の焦げを落とすには
- スチールウール
- クレンザー
がおすすめです。
また、大きめの鍋に重曹水を沸騰させて、そこにやかんを付けおきして、最後に重曹を振りかけてこすり洗いするという方法も効果的ですよ~!
やかんを空焚きしたときのNG対処法!
やかんの材質によっては、やってはいけない対処法があります。
アルミ製やかんの場合
アルミ製やかんの場合は、重曹を使わないようにしましょう!
なぜなら、アルミと重曹が化学反応を起こして変色してしまうからです。
ホーロー製やかんの場合
ホーロー製やかんはコーティングが施してあるので、
- スチールウール
- 研磨剤入りのスポンジ
- クレンザー
などで磨くとコーティングがはがれてしまうので、やらない方がいいです!
やかんの空焚きを防ぐ方法は?
やかんの空焚きをしてしまったときの対処法をご紹介してきましたが、できればやかんの空焚きをしないようにするのがベストですよね(^_-)-☆
しかし、お湯が沸くまでやかんを見張っておくのも現実的に難しいです。
やかんの空焚きを防ぐにはどんな方法があるでしょうか。
安全機能がついたIHコンロを使う
IHコンロは火を使わないので安全なイメージが強いかと思います。
実際、最近のIHヒーターには
- 自動停止機能
- タイマー機能
などがついているので、比較的安全です。
ただし、IHコンロでも空焚きによって火災が発生しています!
なので、完全に安心しきらないように常に心がけておきましょうね。
安全機能がついたガスコンロを使う
ガスコンロでも、様々な安全機能がついているものがあります。
- 天ぷら油の過熱を未然に防止
- 万一消し忘れても一定時間で自動消火
- 焦げついたら、自動消火
- 炎が消えるとガスを自動でストップ
- 鍋底が高温になると自動で弱火に
こんな機能がそろっていたら、うっかりさんでも安心して使えますね。
やかんの空焚きを防止する商品
コンロを替えるのはそう簡単なことではないですよね。
タイミングやきっかけが合えばいいんですが^^;
もっと簡単な方法はこちらです。
キッチンタイマーを使う
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お湯が沸くまでの時間ってある程度予測はつきますよね。
なので、やかんを離れる前に10分とか15分とか、キッチンタイマーをセットしておきましょう。
笛吹きやかん
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昔ながらの笛吹きやかん!
最近のはデザインもオシャレになってますね~^^
笛がピーっとなったらすぐに火を止めに行けば、空焚きの心配はありません。
空焚き防止機能付き電気ケトル
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電気ケトルはお湯が沸いたら自動でスイッチオフになるので安心ですが、さらに空焚き防止の機能がついているものがあります。
デザインも可愛いものがたくさんあって、インテリアとしても映えますよね(^_-)-☆
まとめ
やかんの空焚きは本当に危険です。
できればしないように気を付けるのが一番ですが、それでもやっちゃった・・・というときは
- スチールウールや研磨剤入りのスポンジを使う
- クレンザーを使う
- 重曹を使う
- お酢を使う
などの方法で、焦げを落としてみてください。
やかんの焦げや変色があっても、たいていは体に害はないので、やかんは使い続けることができますが、見た目があまりにも悪いときには買い替えるのがいちばんですね。
私もうっかりアラフォー主婦なので、十分に気を付けたいと思います(‘◇’)ゞ
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