「お母さん!ビー玉の模様の付け方ってどうやってるの?」とふと子どもに聞かれました。
えっ?これまで40年生きてきて、ビー玉でたくさん遊んできたけど、そんなこと知らない・・・^^;
ビー玉ってよく見ると、中に模様が付いているものもあるし、透明のものもあるし、とてもきれいですよね。
たまたま、子供が遊んでいたビー玉がキレイに真っ二つに割れてしまったとき、じっくりとその中身を見ると、この模様ってどんな風に作られているのかますます疑問に思いました。
あんなに小さいガラス玉のなかに模様がついているなんてとても不思議ですね。
そこで、今回はビー玉の模様の正体や作られるまでの過程、ビー玉の直径は決まってるのかについてお伝えしていきます。
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ビー玉の中身の模様はどうやって作るの?
ビー玉の中身には、模様が入っているものがありますが、あれってどういう風に作っているか知っていますか?
そもそも、ビー玉ってどのように作られているか少し疑問ですよね。
あんなにキレイな丸で中にも模様が入っているなんて、きっと高度な技術なんだろうなと思ってしまいますよね。
では、早速、ビー玉がどのように作られ、模様がつけられていくのかお話していきます。
そもそも、ビー玉の原材料は、ガラスです。
この原料のガラスは、空き瓶やコップなどを細かく刻んだ物を使用しているそうです。
そして、この刻んだ物を1200℃~1400℃もの高温の熱で時間をかけてゆっくり溶かして行きます。
溶かしたものは、そのまま使われるのではなく、きちんと選別が行われ、良質なものだけがビー玉の材料として使われます。
選ばれたガラスの溶解剤は、作業機械に入っていき、流れていきます。
このときのガラスの色は全て透明になります。
模様が着く場合には、この時に、細い管のようなものを通して色のついたガラスを一緒に流します。
そうすることで、外側には透明、内側には色のついたガラスという形式になり、それがそのまま混ざり合い、最終的に色や模様となるのです。
この混ざり合ったものは、水道の水が流れるように縦に流れてくるので、間隔を測って自動的に切断されます。
切断されたものは、まだまだ不格好ですが、溝のあるローラーの上を何回も転がっていくことで、自然と丸くなりビー玉本来の形になります。
そして、その形になったものをゆっくりと、10時間程度かけて冷やすと皆さんが知っているビー玉となるのです。
ビー玉のサイズって決まってるの?
ビー玉を見かけるところと言えば、有名どころは、飲み物のラムネの栓でしょうか?
あとは、お子さんがいる方などは、工作などにも使ったりするので、意外と身近に見ているかもしれないですよね。
しかし、身近にあるビー玉って大体というか、すべて大きさって一緒なのでと思いませんか?
たまに、売っているビー玉の中に1つだけ大きいのが混じっていることもありますが、大体は一緒な感覚がします。
では、実際ビー玉ってサイズが決まっているものなのでしょうか。
実は、調べてみて分かったことですが、ビー玉ですが、いろんなところに使われています。
例えば、工業用のスプレー缶の中に液体を拡販させるために使われているのもビー玉であったりするようです。
この工業用のスプレーなどで使われる大きさは、12.5mmか17mmとのこと。
インテリアや水槽の中にいれるビー玉なんてものもあるようで、こちらは17mmがメインで使われています。
そして、私たちの身近にあるラムネのビー玉や玩具として売られているビー玉は17mmのものが使われているようです。
他にも用途によっては、サイズがもう少し大きい物もあるようですが、ビー玉の基準のサイズとしては、17mmが基準とされているようです。
まとめ
ビー玉の模様は、ガラスであって、ビー玉を作っている工程ですでに出来上がる物だということがお分かり頂けたかと思います。
最近では様々な色のついたものや、模様も花や星といったものまであるようです。
様々なビー玉の模様を見つけて楽しんでみてくださいね。
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