ブロッコリーをちゃんと洗ったのに、調理したら虫が出てきたりして、困ったという経験をしたことがある人って結構多いようです。
実は、サッと洗っただけでは、ブロッコリーの性質上、虫や汚れってしっかり落ちないんです。
でも、どうやって洗えば、良いか疑問ですよね。
そこで、今回はブロッコリーの正しい洗い方について塩や重曹を使った方法を詳しくお伝えしていきます。
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ブロッコリーの虫をとる洗い方
ブロッコリーは、つぼみの集合体なので、実は虫が隠れていることが多い食べ物なのです。
普段、ブロッコリーのつぼみは閉じているので、そのなかに隠れていて調理したときにつぼみが開き、虫がでてきてしまったということがあるのです。
ブロッコリーから虫が出てきたら、あまり気分が良い物ではありません。
そこで、調理する前に虫を出来るだけ排出しましょう。
いくつか方法をお伝えしていきます。
虫をとる方法
その① 塩を使う方法
用意するもの:ブロッコリーが入るビニール袋・塩・水
①ビニール袋の中にブロッコリーを入れる。
②緑色の花蕾全体がつかるように水を入れる。
③②の中に小さじ1強程度の塩を入れる
④ビニール袋の口の部分を持ち、シャカシャカと20回程度ふる
⑤④の水を捨てて、新たに新しい水を加えてもう1度20回程度シャカシャカふる
塩を使う事で、塩の粒子が緑のつぼみの中に入って虫などの異物を掻き出すことが出来ます。
その② 水に20分つける方法
用意するもの:ブロッコリーが入るビニール袋やボウル・水
①ビニール袋またはボウルにブロッコリーを入れる
②緑色の花蕾全体がつかるように水を入れる
③袋であれば口を閉じ、そのまま20分程度放置
④時間が経過したらブロッコリーを取り出しさっと水で洗う
この方法は20分程度放置するだけのとても簡単な方法です。
水につけることで、長時間水中では生きられない虫たちが苦しくなって、花蕾から出てくるという仕組みになっています。
ブロッコリーの農薬をとる洗い方
ブロッコリーには、農薬が付着していることが多く、特に生食する場合には、しっかりと洗い落とす必要があります。
しかし、水でさっと洗っただけでは、なかなか農薬が落ちないので是非以下の洗い方をしてみてください。
農薬をとる洗い方
その① 食品にも使える重曹を使う
用意するもの:ブロッコリーが入るボウル・水・重曹
①ボウルに小さじ1程度の重曹をいれ水を注ぎよく溶かす
②①の中にブロッコリーを入れる。全体が水に浸かるように水の量を調節する
③10分程度つけ置きしたらブロッコリーを取り出し流水で洗う
重曹は、アルカリ性の性質があり、酸性である土汚れや農薬などの汚れを浮き取らせる力があります。
重曹は、必ず食品にも使える物を用意してくださいね。
その② 野菜用の洗剤を使用する
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野菜用の洗剤というのも売っています。
もちろん野菜用なので、安全性は高く、洗剤をつけて洗った野菜も口にしても全く問題はありません。
ちなみに、洗剤は、粉末のものから液体のものまで、売っているのは様々なようですが、どっちを使うとしても、10分程度のつけ置きが効果てきめんの用です。
その洗剤の種類によって洗い方のオススメがあるようなので、是非購入後に確認してみてください。
ブロッコリーのおすすめ洗い方
虫の落し方、農薬の落し方と説明してきましたが、どの方法も簡単でキレイにすることは可能です。
その中でも特にオススメな洗い方は、重曹を使った洗い方です。
重曹は、汚れを落とすだけでなく、つけ置きするので虫も排出することが可能です。
また、野菜用の洗剤もオススメなのですが、使う頻度を考えると重曹の方が安価で手に入れやすいというのが、利点です。
そして、出来れば洗うときには、ブロッコリーをばらけた状態にしてつけ置き、ときどきつまみ洗いをすると良いでしょう。
少しの一手間で美味しいブロッコリーを食べることが出来ますよ。
まとめ
ブロッコリーの見た目には、なかなか分かりにくいですが、虫や農薬の汚れなどが付着しやすい野菜です。
今まではさっとしか洗っていなかったという人も、是非今日からはしっかりと洗ってみてください。
口に入れるものだから、できるだけきれいな状態で食べたいですよね。
- 虫を取る場合は塩水か水に浸ける
- 農薬を取る場合は野菜用の洗剤か重曹水に浸ける
という方法が効果的です。
重曹は野菜を洗うだけではなく、お掃除でも重宝するので、家庭に一袋常備しておくといいかもしれませんね。
ブロッコリーの虫や農薬が気になる方は、ぜひ参考にしてくださいね(^_-)-☆
いい勉強になりました。ありがとうございます。ブログの更新を期待しております。
実印さま
コメントありがとうございます(*^^*)
またよかったら遊びに来てくださいね!