毎日使うコップにカビが生えていたらどうしますか?
コップって食器類のなかでも意外とカビが生えやすいので、衛生面に注意が必要なんですよ。
さらにこれからの時期、梅雨の時期になってよりカビの発生しやすい条件が重なってしまうので、ご自身の使っているコップを今一度確認してみてくださいね。
そこで、今回はコップの種類別におすすめのカビの取り方やカビの生えにくい保存方法などお伝えしていきます。
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コップのカビを取る方法(ステンレス・プラスチック・陶器・ガラスなど)
コップにカビが生えてしまうことはよくあります。
残念ながら、どんな種類のコップにもカビは生えてきてしまうので、カビが生えてきてしまったら早めに対処するようにしましょう。
それでは、コップの種類別にカビの取り方をご説明していきますね。
ステンレス製のコップのカビ取り方法
ステンレス製のコップのカビ取りにオススメなのは、酸素系漂白剤を使う方法です。
手順
①窓を開けるか、換気扇をしっかり回して換気を行う
②手袋をつける
③40~50℃のお湯2ℓ程度に対して、大さじ1程度の酵素系漂白剤を入れよく溶かす
④③にカビのついたコップを入れて1時間程度つける
⑤④からコップを取り出し、スポンジで軽く擦り流水で流す
⑥完了
プラスチック製のコップのカビ取り方法
プラスチック製のコップのカビの取り方でオススメの方法は2つです。
①台所用の泡ででる塩素系漂白剤
手順
①窓をあけるか、換気扇をしっかり回して換気する
②手袋をつける
③コップのカビ部分に漂白剤を吹き付ける
④漂白剤を吹きかけたところに、ラップをかけてパックのようにする
⑤10分程度放置する
⑥ラップを外して、コップを流水でよくすすぐ
⑦カビの部分が気になる場合には、スポンジで擦りながら水で洗う
⑧完了
※プラスチック製の中でもメラミン樹脂製のコップは塩素系漂白剤を使用する事ができないので注意してください。
②熱湯消毒
実は、黒カビは50℃以上で死滅するのです。
ですので、塩素系の洗剤を使いたくない場合にはおすすめの方法です。
熱湯を使う場合には、耐熱温度を必ず確認してください。
手順
①60℃程度の温度のお湯を用意する
②カビのついたコップをカビがお湯に浸かるようにする
③10秒から15秒程度お湯につける
④③から取り出し、カビの部分を食器用洗剤をつけたスポンジで擦る
⑤流水で流して完了
陶器のコップのカビ取り方法
陶器のコップにカビが生えた場合の落し方でオススメなのは2つです。
①消毒用エタノール
カビの程度が比較的軽いものの場合、消毒用のエタノールで落とすことが出来ます。
ただし、最近では消毒用のエタノールも不足気味ですので、手に入れることが難しい場合には次にオススメする方法を試してくださいね。
手順
①窓を開けたり、換気扇を回す
②手袋をつける
③カビの部分に消毒用のエタノールを塗布する
④ラップをかけてパックのようにする
⑤15分程度放置する
⑥スポンジを使って擦り落とす
⑦流水で洗い流す
⑧完了
②台所用の泡ででる塩素系漂白剤
手順
①窓をあけるか、換気扇をしっかり回して換気する
②手袋をつける
③コップのカビ部分に漂白剤を吹き付ける
④漂白剤を吹きかけたところに、ラップをかけてパックのようにする
⑤10分程度放置する
⑥ラップを外して、コップを流水でよくすすぐ
⑦カビの部分が気になる場合には、スポンジで擦りながら水で洗う
⑧完了
ガラス製のコップのカビ取り方法
ガラス製のコップにオススメの方法は2つです。
①台所用の泡ででる塩素系漂白剤
手順
①窓をあけるか、換気扇をしっかり回して換気する
②手袋をつける
③コップのカビ部分に漂白剤を吹き付ける
④漂白剤を吹きかけたところに、ラップをかけてパックのようにする
⑤10分程度放置する
⑥ラップを外して、コップを流水でよくすすぐ
⑦カビの部分が気になる場合には、スポンジで擦りながら水で洗う
⑧完了
②重曹+お酢
手順
①窓をあけるか、換気扇をしっかり回して換気する
②手袋をつける
③お酢1に対して水2の割合で薄める
④コップのカビ部分に重曹をまんべんなくふりかける
⑤③を重曹の上に少しかける
⑥泡が発生したらそのまま1時間放置
⑦スポンジで擦りながら流水をかけてよく流す
⑧完了
コップのカビに気づかず使ってしまった!大丈夫?
コップにカビが生えていて、それが小さいものだと気づかないことが結構あります。
もし誤ってカビのついた物で、飲み物なんか飲んでしまったら体調が心配になりますよね。
結論から言うと、少量のカビなら体内に入っても問題はないでしょう。
というのも、カビの菌が胃酸の力で死滅する可能性が非常に強いので、少しなら問題はないと言えるでしょう。
ただし、中には免疫力や抵抗力が落ちてしまっていて、食中毒のような症状を起こす方もいるので要注意です。
・嘔吐が続く
・下痢が続く
・発熱が続く
・意識レベルの低下
など、明らかにおかしい場合には、すぐに病院にかかるようにしましょう。
コップのカビを予防するには?きれいに保つコツを伝授!
残念ながら、コップにはカビが生えてしまいます。
ただ、キレイに保存することが出来れば、それだけ発生する頻度も抑えられます。
ですので、正しい保管方法を覚えていきましょう。
カビを予防するための保存の仕方のポイント
①コップを使ったらすぐに洗う
カビのエサになるものがコップに付着したままは危険です。
出来るだけ早くしっかりと汚れを落とすようにしましょう。
②食器用の除菌スプレーや、熱湯消毒をする
毎日ではなくて良いのですが、定期的に消毒をしておくとカビが生えにくくなります。
③よく乾かす
水分が残っているとカビが発生しやすいので、必ず乾燥をさせるようにしましょう。
④風通しの良い場所で保管する
カビは湿気の多いところを好むので、出来るだけ風通しの良い場所で保管します。
保管は食器棚でも良いですが、コップをかけて乾かせるスタンドなどの方が風通しがよくなるのでオススメです。
コップのカビの取り方は?気づかずに使ってしまったけど大丈夫なの?のまとめ
コップのカビの取り方はいかがでしたか。
・ステンレス製のコップは、酸素系漂白剤
・プラスチック製のコップは、台所用の泡ででる塩素系漂白剤と熱湯消毒
・陶器のコップは、消毒用エタノールと台所用の泡ででる塩素系漂白剤と熱湯消毒
・ガラス製のコップは、台所用の泡ででる塩素系漂白剤と重曹+お酢
・少量なら体内にカビが入っても問題はない
・コップにカビを生やさないようにするためには4つのコツ
①コップを使ったらすぐに洗う
②食器用の除菌スプレーや、熱湯消毒をする
③よく乾かす
④風通しの良い場所で保管する
上記のような方法でコップのカビを取ったり、予防してみたりしてくださいね。
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