みょうがは薬味として素麺や冷奴に添える名脇役の印象が強いですが、他にも甘酢漬けや肉巻きなど様々な料理に使える野菜です。
旬は夏と秋の2回あり、食欲増進や血行促進、発汗作用と言った効果があり夏みょうがは夏バテ予防にとても効果的です。
みょうがの効能を知ると、夏によく食べる素麺などに薬味として添えられている理由がわかりなるほど!と思いますね。
そんなみょうがですが、薬味として買うと使い切れないことも多く余って腐らせてしまうこともあるかと思います。
今回はみょうがを長持ちさせる保存方法や日持ちの目安、また腐った状態を紹介しますのでぜひ参考にして下さい。
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みょうがの賞味期限の目安は何日ぐらい?
生鮮食品である野菜には期限の表示義務はないため、記載されていないことが多いです。
みょうがは常温保存には向かず、冷蔵保存か冷凍保存がおすすめです。
また、保存の仕方によって期限の目安が変わってきます。
冷蔵保存
*そのまま冷蔵庫で保存:3~4日
*ペーパータオル+ポリ袋:10日
*水に漬ける:2~3週間
冷蔵保存する場合、できれば野菜室へ入れることでより鮮度を保つことができます。
また、使いかけのものは切り口から水分が抜けやすいため、しっかりとラップをして1~2日で使い切るようにしましょう。
冷凍保存
*まるごと・刻む:1ヶ月
みょうがはひと手間加えてから保存するとより長く保存できるほか、鮮度や味も落とさず美味しく食べることができます。
せっかくなら長く保存したものも美味しく食べたいですよね。
詳しい保存の仕方は後ほど説明していきます!
賞味期限切れのみょうがは食べても大丈夫なの?
食べるタイミングを逃してしまい、保存の目安を超えて何日も経ってしまったみょうがは食べられるのでしょうか。
保存している環境や状態によっては期限を超えても問題なく食べられる場合もありますが、逆に保存状態が悪いと目安の期限よりも早く傷んでしまうこともあります。
みょうがの傷みはじめや腐っている状態をあらかじめ知っておくことで、長期間保存していたみょうがが食べられるかどうか迷わず判断することができますよ。
しかし、みょうがは時間が経てば経つほど鮮度も味も、さらに栄養も落ちていくので手に入れたらなるべく早めに食べるようにしましょう。
次の項目で腐ったみょうがの状態を紹介していきます。
みょうがが腐ったときの見極め方は?
みょうがは水分が多いため傷みやすい食材でもあり、外側からだんたんと傷んでくる特徴があります。
みょうがは腐ると以下のような状態に変化していきます。
◎表面がヌルヌルする
◎持つと柔らかい
◎切ると中心がドロドロしている
◎一部や全体が黒や茶色に変色している
◎異臭がする
◎汁が出ている
外側が乾燥していたり、少し傷み始めている場合は外を剥がして内側の部分を食べても問題ないことが多いです。
変色も部分的であれば取り除いて食べることもできますが、広範囲の場合は食べない方が無難です。
新鮮なみょうがは丸みがあり身がしまって、先があまり開いてません。
色鮮やかで皮にツヤやハリがあるものを選ぶようにしましょう。
みょうがの正しい保存方法は?
先ほども伝えたようにみょうがは水分が多いので常温で保存すると夏場は特に傷みやすく、芯や花芽もすぐに出てきてしまいます。
芯や花芽が出たものは味が落ち、しなびて美味しくなくなってしまうので常温保存はやめましょう。
キッチンペーパー+ポリ袋(冷蔵)
①みょうがをよく洗い、傷んでいる部分は切り落とす
②濡らして固く絞ったキッチンペーパーで2~3個ずつ包む
③ポリ袋や保存袋に入れ口を閉じ、野菜室で保存する
※キッチンペーパーは2~3日に1度変えて下さい。
この方法で保存すると味や香り、みょうがのシャキッとした食感もそのまま保てます。
水に漬ける(冷蔵)
①蓋つきの容器や瓶にみょうがを入れる
②みょうがが浸るくらいまで水を入れる
③蓋をしっかりと閉め野菜室で保存する
※2~3日に1度水を変えるようにして下さい。
少し柔らかくなり香りも弱くなりますが、味は保てます。薬味にする場合は刻んだ後水気を絞りましょう。
まるごと(冷凍)
①みょうがをよく洗い、水気を取る。傷んでいる部分は切り落とす
②一つずつラップに包み、さらにフリーザーバックに入れる
③できればアルミやステンレスのトレイにのせて冷凍する
冷凍してもみょうがは切りやすいですが、硬い場合は少し常温に置いてから切って下さい。
冷凍したみょうがは少し水っぽくなるので薬味に使うよりも加熱調理に向いています。
刻んで(冷凍)
①みょうがをよく洗って水気を取る
②好みの大きさにカットする(小口切りや千切りなど)
③小分けにラップに包んでフリーザーバックに入れる
④あればアルミやステンレストレーにのせて冷凍する
刻んで冷凍したものはほぐしやすく、そのまま薬味や調理に使えて便利です。
冷奴などに凍ったままのせるとひんやりとして美味しいですよ。
みょうがの賞味期限についてのまとめ
今回はみょうがの賞味期限や腐るとどうなるのかを紹介しました。
みょうがは常温よりも冷蔵や冷凍保存が向いています。
保存の仕方によって賞味期限は変わってきますが、冷蔵で水に漬けると2~3週間、冷凍だと約1ヶ月も保存ができます。
表面にぬめり気のあるものや変色が酷いもの、異臭のするものは食べないようにして下さいね。
保存方法も色々ありますが、刻んでから冷凍しておくとすぐに使えて便利ですよ。
独特の香りと味が癖になるみょうがをぜひ様々な料理で楽しんでみて下さい。
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