アルツハイマーの改善や予防には「緑茶でうがいをするのが良い」ってテレビで聞きました。
うちの両親はまだ元気なんですけど、もうすぐ70代に突入するし、できればアルツハイマーや認知症とは無縁でいてほしいと思っています。
緑茶にはどんな効果や栄養素があるのか?
緑茶とアルツハイマーにどんな関係があるのか?
すごく気になったので徹底調査してみました!
参考になれば幸いです^^
好きなところから読む
アルツハイマーの改善や予防に緑茶が良いって本当?
アルツハイマーと緑茶の関係を調べてみると、いろんな調査や実験がされていることがわかりました。
しかし、科学的にはハッキリと効果や因果関係が証明されているものではないようですね。
こちらの記事がとても興味深いな~と思いました。
島根大学医学部附属病院臨床研究センターの教授である大野智さんという方が書かれた記事です。
緑茶と認知症の関係について検証された研究結果を紹介しているんですけど、「緑茶を多く摂取すると認知症のリスクが低減する」という結果について、この結果を解釈するうえでの注意点についての解釈が疑い深くて面白いんです。
ここで紹介されている論文によると、「緑茶を多く飲むグループはそうじゃないグループより認知症になる人が少なかった」という結果が出ています。
だけど、実は喫煙・運動・糖尿病などほかの要因があったのに、たまたま本当の要因と緑茶の摂取量に相関関係が見られたから、緑茶の摂取量と認知症のリスクに関係があったように見えた、とも考えられるとのこと。
大野さんは、このような観察研究では「緑茶が認知症に良い!」とは断定できないから注意が必要だよ~とおっしゃってます。
それにしても、緑茶にはいろんな体に良いことがあるって聞きますよね。
具体的にどんな効果が期待できるのか調べてみました。
緑茶を飲むことで期待できる効果とは?
緑茶というと「カテキン」や「ポリフェノール」が思い浮かびます。
渋みのもとであるカテキンやポリフェノールは、どんな効果がきたいできるのでしょうか?
緑茶のカテキンに期待できる効果
カテキンには抗酸化作用があります。
アルツハイマー病や脳血管性認知症の原因には「酸化ストレス」というものがあるらしく、緑茶に含まれるカテキンはこの酸化ストレスを軽減する効果が期待できる、という研究結果があるそうです。
また、「エピガロカテキンガレード」というカテキンの一種が、脳の異常を抑制することで認知症の予防につながるのでは、という論文もあるとのことです。
緑茶のポリフェノールに期待できる効果
ポリフェノールには抗炎症作用や血管保護作用があります。
アルツハイマー病は脳の炎症との関係が報告されています。
また、動脈硬化や脳の血栓も認知症のリスクが高まるといわれています。
なので、ポリフェノールの作用が認知症予防につながるといわれていますが、まだ細胞や動物での実験段階で、人を対象としたメカニズムは明らかにされていないとのことです。
緑茶でうがいをすると何に良いの?
よく「緑茶でうがいをすると風邪をひきにくい」と言いますよね。
私もこれは前から知っていたので、寒くなってきたら子どもたちの水筒の中身を麦茶から緑茶に変えたり、私自身も外から帰ったら緑茶でうがいをしたりしていました。
これも緑茶に含まれるカテキンの効果が期待できるからなんですね。
カテキンには殺菌作用があるので、緑茶でうがいをすることで、ウイルスや細菌が侵入しにくくなるんですって。
また、風邪をひいてしまった後でも、のどの炎症を消毒する働きも期待できるので、緑茶うがいは効果的だそうですよ~!
まとめ
アルツハイマーの予防や改善に緑茶のうがいが良いかどうかは、科学的にはまだはっきりと証明されていることではないようですね。
しかし、緑茶に含まれるカテキンやポリフェノールは、健康な体作りに良さそうな働きがたくさんあるし、風邪やインフルエンザの予防にも効果が期待できます。
小野智先生の話によると、緑茶を飲むときの状況も大事なのでは?ということ。
例えば、緑茶を飲むときは誰かと一緒にいることが多いから、他人とのコミュニケーションを積極的にとるということも、アルツハイマーや認知症の予防に良いのかも、という話はとても興味深かったですね。
我が家でも緑茶を積極的に飲んでいこうと思いました^^
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