山開きはなぜ7月なの?山開き前に入山できる?

山開きはなぜ7月なの?山開き前に入山できる?


春も近づいてきてどんどん暖かくなってきましたね。

暖かい日が続いてくると、身体を動かしたくなりますよね。

最近、年齢を問わず、登山が流行っているようで、登山デビューしたいなんて思っている人も多いようですが、実は登山するときには、山開きが目安になっているのを知っていましたか?

そこで、今回は山開きが行われる季節や由来などお伝えしていきます。


山開きはなぜ7月なの?

山開きはなぜ7月なの?山開き前に入山できる?

山開きは多くの場合、7月からというところが多いようです。

なぜ7月からが多いかというと、安全面を考慮しているということが最も大きい理由です。

日本の地理上、山が多いのはみなさんもご存じのことかと思います。

その山々は標高が高いところも多く、冬になると山頂付近では雪が積もっていたりして足場が不安定です。

また、冬の時期は特に天候が変わりやすいので、視界なども危険が伴うため禁止となっています。

7月ころになると、時期が夏になるので、標高の高い山でも雪などが徐々に溶けていき、残っていても危険が少ないくらいの量だったりするので、この時期に山開きを行うところが多いのです。

 

山開きといえば、中でも有名なのが、富士山ではないでしょうか。

富士山と言えば、日本一の山とも言われて毎年、多くの登山客が山開きに合わせて山頂までご来光を拝みに行ったりしますよね。

富士山はルートが静岡側と山梨側の大きく分けて2つあります。

どちらも7月に山開きが開始なのですが、日にちは同じではありません。

以前は、7月1日に同時に山開きだったようですが、2014年から静岡県側の富士宮ルートは、雪解けの状況や安全面の状況から7月10日に山開きが行われるようになり、現在では7月1日は、山梨県側、遅れること9日後に静岡県側の山開きが行われ2パターンの山開きが行われるという珍しいパターンがあります。

他の地域の山開きについては、大体1日ころに行われているところが多いですが、違うこともあるので、必ずご自身で調べてから登山するようにしてくださいね。

<山開きの由来>

山開きが7月頃に行われるのはお分かり頂けたかと思いますが、なぜ山開きという形で大々的に行われるようになったか知っていますか?

山が多い日本で、わざわざ毎年山開きをしなくても良いのでは?と思う方もいるかもしれません。

そこで、山開きが行われる理由も合わせてお伝えするので、是非覚えてみてください。

先ほどもお伝えした通り、日本は山がとても多く、国土地理的に山が70%ほども占めている国なのです。

そんな多くの山々ですが、昔から山には神聖なものがたくさん宿っていたり、自然を豊かにするための多くの産物があり、簡単には立ち入ることができないような、ちょっと敷居が高い場所とされていました。

そういった神聖的な神秘的な場所ということもあって、一般の人が気軽に入れるということはなく、決まった一部の偉い人や特別な役職の人しか入ることが出来ませんでした。

しかし、江戸時代中期ごろになると、時代が少しずつ変わってきて、一般の人も山の恩恵を預かりたいという意向が強くなってきて、期間を限定的にして山へ入ることを許可されたということから、山開きという風習が今現代でも根付くようになりました。

山開きは、その日から山へ登ることが出来るようになった日というとらえ方もありますが、今年もまた山から恩恵を受けられることの感謝や、また山に登れるという喜び、それに合わせて無事に登山者が登山出来るように安全祈願も含めた儀式のようなものと思って頂ければと思います。

山開き前でも入山できるの?

山開きはなぜ7月なの?山開き前に入山できる?

山開きが7月からということは、お分かり頂けたかと思いますが、こんなに山が多い日本だからこそ思う疑問が出てきませんか?

そうそれは、7月からの山開きまで待たないと山に入れないの?という疑問です。

特に地方都市では、山が多いので、入ろうと思えば正直すぐにでも入れてしまうようなところもありますよね?

そんな山々でも7月まで待たないと行けないのかと思う人もいるのではないでしょうか?

実は、山開き前でも入山すること自体は可能なのです。

これといって決まりはないので、入ろうと思えばいつでも入る事は出来ます。

しかし、富士山のような標高の高い山には、冬は危険なことが多いので、冬季は完全に禁止している山もあります。

もちろん、冬以外でも、季節関係なく山は危険なことも多いので、登るなら山開き期間中に登ることをオススメします。

その理由として、いくつかあげておきますね。

山開き中の登山が良い理由

①安全な道が確保されているから

山開きに向けて、歩きやすいように道を整備していたり、人の手で少しなりとも山登りしやすいようにしてあることがほとんどなので、安全面でも安心出来ることが多いからです。

②人が多い

山開き期間であると、山小屋がオープンしていたり、登山客も多いので人がいっぱいいることが予想されます。

自然が多い山で何かトラブルがあっても人が多ければ何かと安心だからです。

③気候が安定している

山の天気は変わりやすいですが、冬の気候よりは、夏の方が安定していることが多いです。

山開きは7月からなので、時期的には夏で日照時間も長かったり、低い山では、そこまで気温の激しい低下もないので、しっかりと登山準備をして登山すれば特に困ることも少ないからです。

まとめ

山開きについてはいかがでしたか?

・山開きは7月1日に行うことが多い

・7月に行う理由は、安全面などの理由から

・山開き前にでも登山することは可能だが、極力山開き期間中の登山が好ましい

山は自然がいっぱいなので、山開き中であっても登山する時には、しっかりと登山にふさわしい服装や靴、そして持ち物をもって安全に登山してくださいね。

 


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