海老が大量にあって、保存するには冷凍が良いということを知ったけれど、具体的にどのような方法ですればよいか分からないって方も多いかと思います。
そこで、今回は、殻付のまま海老を冷凍する方法や解凍方法を合わせてお伝えしていきます。
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海老を殻付きのまま冷凍保存する方法
海老を殻付のまま冷凍する場合なのですが、単に洗って保存すれば良いという訳ではありません。
いくつか工程をすることで、鮮度を保ちつつ、品質なども極力落とす事なく、おいしい状態の海老のままでいることが出来ます。
その工程はとても簡単なので、すぐに出来ます。
早速見ていきましょう。
殻付の海老を冷凍するまでに行うこと
①海老の背わたをとる
海老には、背わたがついています。
そのまま冷凍することももちろん可能なのですが、この背わたは実は臭みや苦みの原因の1つになるのです。
調理前にとるようにしても大丈夫ですが、オススメは冷凍する前です。
冷凍前に全て背わたを取っておけば、解凍後すぐにそのまま海老を使えますし、何より料理中の時短にもつながります。
②海老を洗う
殻付で保存する場合は特に海老をよく洗ってください。
意外と汚れなどが蓄積されているので、洗うと汚れが出てくるのです。
この2つをまず行うようにしてください。
そして、この2つの工程が出来たら、冷凍への次の段階です。
冷凍方法は2つあります。
2つのうち、どちらかやりやすい方で実践してみてくださいね。
では、1つ目です。
エビを殻付きのまま冷凍する方法
①塩水につけて保存する方法
タッパーやジップロックなど海老が入る袋に海老を入れます。
その中に3%程度の濃度にした塩水をいれ、海老全体が浸かるようにします。
蓋をしてそれを冷凍庫へいれれば完成です。
②ラップ&ジップロックを使って保存する方法
海老をよく洗ったあとに、海老全体に日本酒や料理酒などのお酒をふりかけます。
1~2分置いたあと、キッチンパーパーで抑え拭きして水分を取り除きます。
そして、海老を2匹ずつくらいを1セットにしてラップで包みます。
ラップにつつんだ海老をまとめてジップロックに入れて、冷凍庫へいれれば完成です。
①と②の保存方法はどちらでも大丈夫なのですが、出来れば①の塩水を使ったほうがオススメだったりします。
そういうのも海老を殻付のまま冷凍すると、身がキュッとしまり殻の中に隙間が出来て、そこから水分が抜けやすくなってしまい、解凍したときに身がパサつく可能性もあります。
それを防ぐ為にも塩水で水分を閉じ込めたまま冷凍出来る①がオススメなのです。
殻付きの冷凍海老を美味しく解凍する方法
殻付の海老を美味しさを保ったまま解凍するには、急な温度変化をさせないことがポイントです。
急な温度変化で解凍が進んでしまうと、海老からドリップが流れてきてしまい、臭みの原因になります。
それを防止するために選ぶ解凍法は氷水につけて、ゆっくり解凍する方法です。
方法は至って簡単でシンプルです。
大きめのボウルに氷水を作ります。
そして、凍ったままの袋入りの海老をそのボウルの中に入れて数時間放置するだけです。
解凍に少し時間がかかりますが、この方法が一番美味しい海老を保ったままの状態で解凍出来ます。
まとめ
冷凍すると海老は長期保存出来るので、料理の時にとても便利です。
冷凍するときはちょっと一手間がありますが、この手間で美味しさが違ってくるので、是非実践してみてくださいね。
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