松茸を食べるのに調理しようとして、手に取りよく見て見ると少しぬめりがあったり、白っぽいカビのようなものがあったり・・・
松茸と違ったニオイがしてきたり、もしかしてこれって腐っているのなんて思うこともあるかもしれません。
そもそも、40年も生きてきたのに松茸が腐るとどうなるのかよく分かってないし、実は意外と平気だったりするのか悩むところです。
そこで今回は、松茸が腐ったりしたときの様子や食べられるポイントなどを調べてみたのでご紹介します。
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松茸は腐るとどうなるの?食べられない松茸の判断ポイント!
松茸も時間が経過すると残念ながら、腐ってしまいます。
腐ってしまうと、どんなに手を施してももう食べることは出来ません。
もしも、腐ったものを食べてしまったら、高確率で下痢や嘔吐といった食中毒の症状が出現するでしょう。
ですので、明らかに腐っている場合には、もったいなくても潔く捨てるようにしてください。
早速ですが、腐っていたり、明らかに食べられないという松茸の特徴をいくつかお伝えしますね。
食べられない松茸
①ニオイが変なもの
松茸は腐っていなければとても良い香りがするのですが、腐ってしまうとそのニオイは一変して、数日間放置した『生ゴミ』のようなとても悪臭を放ちます。
明らかな腐敗臭のため、腐っていることはすぐに分かります。
②ドロッとしたぬめりや色味が茶色がかっているもの
多少のぬめりはキノコにつきものなので食べられるのですが、明らかにドロッとしたぬめりや、水分が出て茶色みがかっている物は、腐っているので注意しましょう。
③青や緑色がついている
松茸に、青や緑の色がついている場合は、カビが生えている可能性が高いので食べるのは止めましょう。
④松茸を半分に割ったときに中が茶色く変色しているもの
表面に問題がなくても、中が腐っていたなんてこともあります。
必ず中の様子もみて判断してください。
こんな松茸は大丈夫!食べられる松茸の判断ポイント!
明らかに食べることが出来ないものなら、判断が瞬時に出来ると思いますが、微妙なものもありますよね。
そんな微妙なラインの松茸が食べられるかお伝えしていきます。
食べられる松茸
①少しぬめりがあるもの
キノコの性質上少しぬめりがあるのは、仕方ない事です。
明らかにドロッとしたぬめりはNGですが、少しだけなら食べても何にも問題はありません。
②白いカビのような糸のようなものがついているもの
松茸に白いフワッとした糸のようなものがついていることがあります。
カビと勘違いしてしまいがちなのですが、実はこれは、「気中菌糸」という松茸の一部のもので食べても大丈夫なものです。
気中菌糸は、松茸が成長する上で、白い糸のような塊が集合体のようなものになって付着するので、カビではないので安心してください。
③いくつか穴があいているもの
松茸に小さな穴がいくつか空いている場合、それは虫食いのあとです。
まだ中に虫がいるかもしれなので、下処理が必要ですが、もちろん取り除いたりすれば食べることも可能です。
下処理は、穴が空いているところをボウルなどに入れた水につけて10~20分程度で、虫が出てきます。
ところで、松茸を洗う時って流水で洗うのはNGって知ってました?
松茸の正しい洗い方についてはこちらで詳しく紹介しているので、合わせて参考にしてくださいね。
松茸を選ぶ時どんなものを選んだらいいの?
松茸にも選び方にコツがあります。
食べるならやっぱり最高の1つに出会いたいですよね。
ポイントをお伝えするので、是非参考にしてみてください。
おいしい松茸を見極めるポイント
①松茸のカサが閉じているまたは、少しだけ開いてるもの
松茸のカサは、香りにとても重要な意味を持っています。
カサが少しずつ開いてくると、そこから松茸の香りが漂ってきます。
特に、香りが一番良い時期は、開きはじめのときです。
完全にカサが開ききってしまうと、ニオイは2日程度で薄くなってしまうようなので、是非買うときには、カサが閉じ気味のものを選びましょう。
②軸が固くて太い物
軸が固くてしっかりしているものは、食べたとに弾力があり食べ応えがあります。
逆に柔らかいものは、虫食いをしている可能性が高いようです。
③松茸全体が乾燥していないもの
触って見て、表面が乾燥している物は、鮮度が少し落ちています。
そのため味や香りにも影響してくるため、適度に潤っている方が新鮮でおいしい松茸と言えるでしょう。
まとめ
おいしい松茸の見分け方などお分かり頂けたでしょうか。
見極めるポイントも比較的簡単で、あまり食べたことがない人でもすぐに分かると思います。
是非おいしい松茸を探してみてくださいね。
松茸の賞味期限や保存方法については、こちらにまとめているのであわせて参考にしてください。
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