もうすぐ食べ物が美味しくなる季節ですね。
秋の味覚と言えばたくさんありますが、その中できのこの代表と言えば、松茸ですね。
普段は、高級なものなので、自分では買うことないって人も、たまたま知り合いから頂いたなんてこともあるかもしれません。
普段から食べ慣れていないものだと、その食材がどのくらい持つとか、保存方法とかも分からないことだらけですよね。
私も40年生きてきて全く知りませんでした^^;
そこで今回は、松茸の賞味期限や保存方法について調べたのでお伝えしていきます。
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松茸の賞味期限はどれくらい?
松茸を保存する方法によって、賞味期限は違ってきます。
大体の目安をお伝えしていきますね。
冷蔵保存した場合:3~4日以内(長くて1週間)
冷凍保存した場合:1ヶ月以内
上記のような日にちが賞味期限となっています。
ただし、あくまでも目安なので、実際には松茸の状態を確認する必要があります。
松茸から変なニオイ(酸っぱい・臭いなど)がしたり、水分が出てきたり、へなへなになってしまったり、明らかに最初の状態と違うときには、もったいなくても食べるのは止めるようにしてください。
下痢や嘔吐など食中毒の原因にもなるので、必ず松茸の状態を確認するようにしてくださいね。
松茸が腐っているのかどうか、食べられるか食べられないかの見極め方についてはこちらにまとめています。
あわせて参考にしてくださいね。
松茸を冷凍保存する方法とは?
松茸を長く保存しておくのには、冷凍保存が最適です。
また、きのこ類は一度冷凍してから食べると、きのこ内の栄養が冷凍によって凝縮されるため、普通に食べるよりより、栄養を摂取することができるので、冷凍保存はオススメです。
では、松茸の冷凍保存の仕方についてお伝えしていきましょう。
松茸を冷凍保存する手順
①松茸の根元にある石づき(固い部分)を軽くそぎ落とします。
松茸についている石づきは食べることが出来ないので、取り除く必要があります。
ただ、他のきのこのようにざくっと切ってしまうともったいないので、中心部を残すようにして、軽く包丁でそいでいくようにします。
②松茸の汚れを水で濡らしたペーパータオルでさっと拭きとる
松茸についている汚れ(泥やほこりなど)をとります。
つい水を使って洗いたくなってしまいますが、水を使ってしまうと松茸が水っぽくなってしまうだけではなく、大事な栄養素まで流れてしまうので、ここではペーパータオルなどを使ってさっと拭き取ります。
③もう一度ペーパータオルを使って松茸全体の水分をとる
②で水分が残っていることもあるので、ここでもう1回、乾いたペーパータオルで水分を拭き取ります。
④松茸全体をラップでしっかり覆う
出来るだけ空気を入れないように、松茸をしっかりラップで覆います。
⑤④をジップロックなどの袋にいれる
ジップロックに入れる場合にも空気を抜くようにしてください。
⑥冷凍庫にいれて保存完了
※ここでは、松茸をまるごと冷凍する方法をおつたえしましたが、解凍後に丸ごと焼こうと考えている場合には、この方法では不可なので注意しましょう。
松茸を冷凍すると、どうしても水っぽくなりぐにゃっとしてしまいがちなのです。
その場合には、薄くスライスしてから冷凍するなど一工夫が必要なので注意してください。
冷凍した松茸を解凍する方法は?
冷凍した松茸は、完全に解凍してしまうと、実は旨み成分が抜けたり、香りがなくなってしまったり、水っぽくなってしまったり、良い事がありません。
冷凍した松茸を調理する場合には、基本的に解凍せず冷凍したままです。
しかし、完全に冷凍したままだと、調理が出来ないという場合には、半解凍までなら良いでしょう。
半解凍は、冷凍した袋のまま氷水をはったボウルに5~10分ほどつけます。
途中で、袋越しに松茸を触ってみて、少しふにゃっとしてきたら解凍をやめて料理に使うようにしましょう。
まとめ
松茸は、常温・冷蔵・冷凍でも保存は出来ます。
その方法によって日持ちする日数は変わりますが、松茸は香りが良いものなので、その風味を楽しみたいなら、出来るだけ早く食べることをオススメします。
松茸の正しい洗い方や下ごしらえについてはこちらにまとめているので、あわせて参考にしてくださいね。
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