小学校が臨時休校となってしまったけれど、親は仕事を休めないというケースが多発しています。
預け先などの問題で、結局子どもだけでお留守番という選択肢を選ぶしかなくなってしまったというご家庭も多く親にとっては、そこがネックになっているということもあります。
そもそも子どもだけでお留守番をさせたりするのはいつぐらいから適正なのでしょうか。
そこで、今回は子どもだけでのお留守番の時期やお留守番させると決めたときの注意点など対策をお伝えしていきたいと思います。
また、臨時休校中の家庭学習についてはこちらにまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
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子どもだけで留守番っていつからさせる?
子供だけでの留守番についてですが、正直なかなか難しい問題ですよね。
昔なら割と鍵っ子や子供だけでお留守番なんて小さい頃から普通にしていたと思いますが、現代では、防犯的な面や安全性を考えるとそう簡単にお留守番っていう感じではなくなってますよね。
とは、いえど、どうしても子どもだけでお留守番させなくてはいけないっていうときもありますよね。
近くに親や親戚などが居れば預けることも出来ますが、なかなかこのご時世、核家族化も進んでいるので、預けるという選択肢は出来ないというご家庭も多いですよね。
本題に戻って、いつから子どもだけでお留守番させるということですが、まず世間的な意見をまとめてみたので、みてみましょう。
・小学1年生を目安にお留守番をさせている
・性格的に不安だったので、低学年のうちはさせなかった
・4年生ころからお留守番をはじめた
・お兄ちゃんやお姉ちゃんが大きいので割と早い段階でお留守番させている など・・。
このような意見が聞かれました
意見をみてみると、多くの場合、小学1年生でお留守番デビューをさせたことがあるというご家庭が多い一方で、長時間のお留守番は、3年生~4年生頃から始めたという意見が多かったです。
普段、学校があれば小学1年生は学童があるのでそちらに行く子どもが多いので、長いお留守番というのはあまりないようですが、大体3年生~4年生になると学童が使えないという理由で長時間のお留守番を経験するという人が圧倒的に増えるようでした。
これらは、あくまでも目安というかその家庭によってまちまちであるので、正直何歳から子どもだけでお留守番をさせるのが良いのかは難しいところです。
子どもの性格的によっても大丈夫な場合とダメな場合、兄弟がいるから大丈夫という場合色々あるので、ご自分のお子さん次第というのが本音といえばそうなりますし、親の判断という部分も大きいでしょう。
どうしても子どもだけで留守番させるときの対策は?
今回のように突然の急行要請などで、特に共働きのご家庭には大きな負担というか悩みの種が増えたかと思います。
親としては休んで子どもと一緒に過ごしてあげたいけれど、仕事がどうしても休めないという場合も多いでしょう。
そういったときに子どもだけで致し方なく子どもだけで留守番をさせるという家庭もあるはずです。
普段からお留守番になれているような子でも、いきなりのお留守番では心細いですし、なおさら初めてのような子だったら、ある程度対策というか安全に過ごすためのルールづくりは必要ですよね。
<決めておきたいルール>
ルールが多くても大変ですが、最低限これだけは守った方が良いことを箇条書きでまとめていきますので、是非参考にしてみてください。
・家のインターフォンが鳴っても応対はせず、絶対に玄関もあけない
・電話がなってもでない
・家のカギとチェーンロックはしたままにする
・ガスコンロなど火のでるものは使わない
・包丁など鋭利なものは使わない
・食べ物は冷蔵庫にあるものや指定されたところにあるものしか食べない
・何かあったら自己解決せず親に連絡をする
・窓の鍵はしめたままにする
・家の外には出ず、家で過ごす
・大きな地震や災害があったときの避難方法や場所の確認
このように特に危険なことは子どもだけでは行ってはいけないというルールを説明して、子どもが安全に過ごせるようにしましょう。
ルールが多いと子どもも忘れてしまうことがあるので、出来ればノートなどにまとめてあげたり、ホワイトボードなどに書いて見えるところにおいておくという対策なども出来るとさらに良いのではないでしょうか。
子どもだけで留守番させるときの便利グッズ
子どもだけで留守番させるときに、親が心配することと言えば、防犯面や子ども自身の安全に関することですよね。
その不安を少しでも解消出来るために、いくつか便利グッズをご紹介していきます。
①キッズ携帯
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大手携帯会社から発売されているキッズ用携帯です。
最近では、共働きの家庭や塾など習い事で遅くなったときの連絡ツールや防犯的面でのツールとして、キッズ携帯を持たせているという方も多くいます。
子ども用の携帯なので、親が制限がかけられることも出来ます。
また、通話やメールなどの最低限の機能を持ちつつ、キッズ用携帯の最大の特徴でもある防犯面に特化していてGPS機能や防犯ブザーが付いていたり、緊急時には自動で登録してある番号に電話がつながるなどのサービスがあります。
連絡も出来て、防犯にも役立つキッズ携帯は現代ならではの便利グッズと言えるでしょう。
②ネットワークカメラ
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割と最近普及しているネットワークカメラです。
自宅にカメラを設置することで、外にいてもスマホなどから家の状態が確認できるので、子どもの様子を画面上でみることが出来ます。
音声通話出来るようなものもあるので、子どもと会話することも可能です。
③セキュリティ会社
これは、便利グッズに入れるべきか悩みましたが、お金に余裕があればホームセキュリティを契約できればより安心ですよね。
ALSOK(アルソック)やSECOM(セコム)などが有名どころでしょうか。
④子供用の防災セット
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地震など災害が多い日本なので、いつ災害が発生するかは分かりません。
子どもだけのお留守番中に災害がおこる可能性だってもちろんあります。
そこで、準備したいのが、子ども用の防災セットです。
避難に必要なものなど子どもでも持ちやすくなっているものを選ぶと良いでしょう。
まとめ
お留守番問題はなかなか難しいですよね。
・留守番デビューは1年生が多いが、長時間になると3年生以上が多い
・留守番出来るかどうかは子どもの状態を親が判断するしかない
・留守番させるときにはルールを決めてしっかり話す
・便利グッズを用意すると親の安心も少し増える
子どもだけでのお留守番は心配なことも多いと思いますが、一番は子どもを信じてあげて、お留守番がきちんと出来たら、しっかりと褒めてあげたり、子どもの心のケアをしっかりするようにしてあげたいですね。
小学校低学年の子どもの家での過ごし方、暇つぶし方法についてはこちらにまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
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