早いもので今年も残りわずかですね。
ここで突然ですが。大晦日に、食べるものといえば、年越しそばですよね。
多くの人が食べるものだと思いますが、なぜ年越しそばを食べるかご存じですか?
毎年食べていると、子供に突然、意味を聞かれることもありますよね。
そこで、今回は年越しそばを食べる意味や、子供にも伝わりやすい説明の仕方などお伝えしていきます。
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年越しそばの意味とは?
年越しそばですが、さかのぼること江戸時代中期頃から、食べ始められたそうです。
なぜ食べられるようになったかというと、諸説は色々あると言われていて、正確な意味合いは定かではありませんが、どの諸説も縁起を担ぐという意味合いがあります。
その諸説をいくつかご紹介していきましょう。
諸説:①長く生きていることが出来るように
そばは、1本が細く長く伸びているので、縁起がよい食べ物として昔からよく食べられています。
年越しの際にも次の1年も健康で長く生きられるようにと願いをこめて食べられるようになりました。
諸説:②次の1年をより良い年に出来るように
そばは、細く長い食べ物ですが、麺が切れやすく歯切れが良い食べ物です。
この切れやすいというのがポイントで、今年起きた不運などをバッサリと切って、来年は良い年を迎えようという意味を込めて食べられています。
諸説:③金運アップ効果
昔、金銀を採掘する細工師たちは、採掘のさいに散らばった金や銀の細かいものをそば粉を使って採掘していたことがあり、その名残から金運アップ効果を願って食べているとされています。
諸説:④無病息災
そばの実は、病気などに強く、天候などが悪くとも生育にあまり影響がないとされています。
その強さから、健康に結びつけられてそばを食べるようになったとされています。
年越しそばの意味を子どもに分かりやすく伝える言い方
先ほど上記で意味を説明していきました。なんとなく意味は分かってもらえたかと思います。では、早速子供に説明していきましょう。
子供に伝えるときに大事なポイントは、年越しそばを食べる事は縁起が良いということでしょうか。
例えば、子供に話すときには、
昔から年越しそばを食べる事で、健康を願ったり、良い事が起きるように幸せを願いながら食べるんだよ
という風に言えば、子供も縁起を担ぐために食べるんだなと分かってもらえるのかと思います。
年越しそばを食べるタイミングは?
では、年越しそばを食べるのはいつが良いとされているのでしょうか。
実は、厳密には時間などの決まりはなく、大晦日ならいつでも食べるのはOKなのです。
ですので、お昼ご飯でも良いですし、夕ご飯や、夜食としても食べるのでも良いのです。
年越しそばをいつ食べるか迷っているという人に、ちょっとしたデータを!
一般的に年越しそばを食べている時間帯で多いのは、夕食~23時前後のようです。
年越しの間際や紅白を見ながらゆっくりと食べるなんて意見が多いようでした。
是非参考にしてみてください。
まとめ
毎年なんとなく食べていた年越しそばにもたくさんの意味がありました。
これで、今年の大晦日の年越しそばは、いつもより意味を感じながら食べることが出来ると思います。
大人だけでなく、子供にもしっかり意味を説明して食べることが出来れば、みんなも幸せに1年を過ごせるのではないでしょうか。
また年越しそばの関西と関東の違いについては、こちらに詳しくまとめているので、あわせて参考にしてくださいね。
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